Yahoo!ニュースで面白い記事があったので、つい見てしまいました。
資格
私自身も未経験からIT業界にジョブチェンジした身で、かつ、採用面接にも携わる立場での意見ではありますが、未経験の場合、資格はかなりのアピールポイントになると思います。興味本位や実情を良く知らないで、転職を目指す方が居ますが、IT業界の仕事は実際には、かなり泥臭かったりしますし、納期には追われますが、ハマると、その日の進捗がゼロって事も有り得るので、メンタル的にもしんどいとは思います。
その事からも、業務に従事してから半年や一年未満で離職し、IT業界をあきらめてしまう方も少なくは無かったです。
何を取得すれば良いか?
記事ではITパスポートと書いてはいますが、IT系資格の中では、比較的、簡単に取れてしまいますので、「基本情報」レベル以上の資格が必要と思います。今はクラウドが流行ってるので、AWS系の資格も人気がありますが、いきなり未経験にクラウドを触らせたりという事は考えづらいので、やはり、「基本情報」、「Javaブロンズ」が良さそうです。「基本情報」は実務ではあまり使えないという意見はあるものの、そんな事は無いと思います。
資格以外で勉強すべきこと
これが結構、重要とは思いますが、IT業界に転職する以上は、業務としてテスター、プログラマー、システムエンジニア、PL、PMとキャリアを積んでいく事となります。とにかくプログラムの読み書きが出来なければ、話になりませんが、最近のプログラミングスクールや独学している方を見ると、gitの使い方を学習されている方がかなり多いように見受けられます。
何かずれてる
gitはもちろん、業務で使いますが、プログラマーである以上、プログラムの読み書きは日常的に行います。gitは会社によっては、使ってないところもありますし、使っていても、未経験にいきなりコミットしろだの、プルしろだのは言わない気がします。私自身、何人かの未経験に携わって分かったのは、殆どの方が「何かずれてる」と感じました。「gitを使えたらかっこいい」って思ってるかは定かではないですが、プログラムの読み書きを日常的に行うので、指導する身としては、とにかく「プログラムを早く読み書き出来るようになってくれ!」と思うのです。
まとめ
私自身は、未経験からIT業界に入った時は、資格はありませんでしたが、就職氷河期という事もあり、面接は落ちに落ちまくり、20~30社くらいは受けたと思います。書類選考で落ちたのも合わせると、もっとですね。IT業界は、資格が昇格要件になっているところもあり、常に自己啓発的な学習が求められます。どちらかというと、入った後の方がしんどいと思いますが、業界が活性化するのは良い事なので、頑張ってる人は応援したいです。