OKWAVEの「第25期 決算説明会」の資料に説明がありましたが、
当社は、2021年6月期より営業損益が赤字及び営業CFがマイナスのため、
今期(2024年6月期)末時点で上記に抵触し、1年間の改善期間に入る見込み。
したがって、今期(2025年6月期)通期の業績が、
①営業利益がプラス
または
②営業キャッシュフローがプラス
とならない場合、当社は上場廃止になります。
とありました。「連結PL」を見ると、2024年6月期の営業利益は、
-28,552万円
となってます。前年からは、従業員の大量退職などにより、コストはかなり圧縮出来てはいますが、流石に今期分となると、これ以上の圧縮は難しいので、営業利益でプラスにするのはかなり難しい気がします。売上が上がれば、この限りではないですが、OKWAVE本体の広告やOKWAVE Plusの売上UPも困難と思われます。
次に「連結BS(資産)」を見てみます。「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、
△367百万円
となってました。こちらも、本業の広告収入やOKWAVE Plusなどで、今期でプラスにするにはかなり難しい気がします。
今後どうなるか?
OKWAVEとしても、今までベストアンサーに選ばれると、Amazonギフト券に交換出来るポイントの付与を一部の質問に限定したり、広告を見させる為にUIを変えたりと、改修(改悪)を重ねています。当然ながら、今までの既存ユーザーには不評で、年末から明らかに質問に対しての回答が付きにくくなっている感が否めません。
今のままだと、上場廃止は規定路線ですが、「今週、妻が浮気します」からユーザーであった私からすると、寂しい気はしますね。ただし、UIの改悪や一部の常連ユーザーに忖度した結果、こうなっているのも事実ですので、致し方無い気もします。一つのサービスが終わり、一つの会社が上場廃止となるのは、あまり見たくはないものですね。