PythonをEXE化する方法を記します。EXE化するメリットは以下となります。
実行環境にPython環境を構築しないという事は、即座に実行が可能であるという事です。逆にデメリットは以下になります。
- 修正する度にEXE化する必要がある。
- パフォーマンスが劣化する可能性がある。
- ファイルサイズが大きくなる可能性がある。
当然ながらEXEにするためにはコマンドを実行する必要がありますし、パフォーマンスの劣化の可能性もあり、ライブラリなどは静的に紐付くでしょうからファイルサイズは大きくなる事が殆どだと思います。
PythonをEXE化
コードはとりあえずコンソール出力だけにします。
Pythonスクリプトのディレクトリにコマンドプロンプトで移動し、上記コマンドを実行すると、distディレクトリが生成され、その中にEXEも生成されています。
コマンドプロンプトでdistディレクトリに移動し、EXEを実行すると、コンソール出力されます。開発環境ではVSCodeなどを使ってPythonでデバッグし、実行環境ではPythonをインストールせずにEXEで実行する方が良さそうでしたので、この紹介でした。参考になれば幸いです。