私自身は、花粉症の無い沖縄県の出身ではありますが、関西に来てから20代半ばの頃に花粉症となり、血液検査をしたところ、かなり重症であることが分かりました。
- スギ
- ヒノキ
- ブタクサ
- 動物の毛
- ハウスダスト
などに対して過敏に反応するようで、業務はおろか日常生活にも支障をきたすレベルでしたので、手術を決意しました。手術を受けたのは2014年で、「後鼻神経切断術」と「鼻中隔湾曲症」の手術をしてもらいました。鼻の神経を切るので、当然ながら、全身麻酔でした。
手術の感想
鼻に詰め物をするので、それが取れる術後の1週間までは、息苦しく熟睡もなかなか出来なかったです。1日入院で、3日後には仕事に復帰してたのですが、鼻声も酷く、鼻から出血する可能性もある事から女性の場合は、一週間程度はお休みする事を強くお勧めします。手術の詳細は↓をご確認ください。
術後一週間後
鼻通りが良くなり、それから2024年の春までの約10年間は花粉症に苦しむ事も無く、何故か目がかゆくなる事も無かったです。当時の私の給料では手術費用の自己負担分は約10万円でしたので、1年1万円と考えると、かなりコスパは良かったと思えます。
手術を受けるにあたって
手術は、国保や社保に加入していれば、「高額療養費制度」で、自己負担分は年収に応じて安くなります。支払い時の窓口負担分を抑えるには予め会社に「限度額適用認定証」を発行するように依頼し、手術に備えると良いでしょう。今は、マイナ保険証(健康保険証利用登録を行ったマイナンバーカード)であれば「限度額適用認定証」は必要無く、自動適用されるようです。「限度額適用認定証」は返さないといけないので、マイナ保険証の方が楽だとは思います。高額療養費制度は↓をご確認ください。
再手術の経緯
2024年頃から手術の効果が切れてきたのですが、2025年からは、ほぼ元に戻って花粉症で苦しむ事となりました。鼻がつまって口呼吸が多くなり、その影響か扁桃炎で長く苦しんだ事も再手術する決意が強くなりました。現在の年収では10年前よりも窓口支払い額はかなり多くなってはしまいますが、それでも仕事と日常生活が楽になるのであれば安いものだと思います。
病院選びについて
こればかりは、自分は専門でもないので、何とも言えないところですが、まずは自宅から近い耳鼻科で手術を考えている事を相談のうえで紹介してもらう方が良い気がします。人によっては、手術ではない治療法で何とかなる場合もあるでしょうし、お医者さんの繋がりもあるので、紹介していただいた方が確実だとは思います。実際に私は、紹介してもらって良い病院、良い先生にあたりました。
まとめ
花粉症が重傷な方は手術がお勧め。日帰り、1日入院や1週間入院の病院もありますが、入院は1日で十分だとは思います。ただし、術後、落ち着くまでは約1週間程度の期間を見ておいた方が良いので、夏休み期間や土日と有給を使って最低でも5日は休んだ方が良いでしょう。私の場合ですが、4月に手術の予約をしてお盆休み期間中の手術の予約が出来ましたので、参考にしていただければと思います。