FIREを目指すITエンジニア

湖国に住むITエンジニアが思った事を日記にまとめます。

Q&Aサイトの悲哀

超人気のQ&AサイトのOKWAVEで、面白いQAがありました。

okwave.jp

質問の内容はなかなか難しいです。私には分かりませんので、こういう質問は当然ながらスルーします。無責任に適当な事は言えませんからね。

何が面白いか

猫アイコンの回答者が3度にもわたって回答してます。質問者の事を「質問者さま」と、へりくだっていますし、なかなか親切だとは思います。ただし、質問者の言うように全ての回答は憶測に過ぎず、明確な根拠や確証があるわけではないので、思い込みと思われても仕方無いのかもしれませんが、3度にもわたって丁寧に回答しているのに、最後は論破するような形で、ぶった斬ってしまっているのは、かなりかわいそうではあります。(泣)

chatgptにも聞いてみました

❌ 回答の問題点:詳細分析

観点 問題点 解説
① 憶測の断定化 「家名であるはずがない」「地名しかあり得ない」 明確な史料や文献がない状況下で、「しかあり得ない」という表現を使うのは傲慢かつ非論理的。歴史や郷土研究では仮説の扱いが重要。
② 資料の提示なし 断定の根拠となる資料や史料が一切ない 「あり得ない」という強い主張をするのに、一次資料・学術論文・地図・古文書等が全く出てこない
③ 反論を許さない態度 「普通読者はこう思う」など主観を一般化 個人の感覚を「読者全体の常識」のように語るのは、論理として弱く、説得力を欠く。専門的議論ではNG。
④ 謙虚さの欠如 一切の不確実性を認めない 質問者は「かもしれない」「わかれば教えてほしい」という謙虚なスタンスでいるのに、回答者は「俺の言うことが正解だ」的な姿勢。
⑤ 質問の趣旨と態度の不一致 郷土史の考察を望んでいるのに議論を封じる 質問者は「こういう解釈もあり得ますか?」というニュアンスなのに、回答者は**“議論打ち切り型”の態度**。これは不誠実。

💬 質問者の冷静なリアクション

質問者が返したこの一言:

「まあ、言いたいことはよくわかりました。ただそのレベルの話であれば、まあそうかもしれないねってぐらいですね。」

これは明らかにやんわりとした不満と落胆の表明です。
つまり質問者は:

  • 明確な史料や根拠に基づく「情報提供」や「考察」を求めていたのに、

  • 返ってきたのは資料もなく「絶対にそうだ」と断定するだけの空理空論だった、

と見抜いています。

🧠 回答者の心理的傾向(推定)

項目 傾向 コメント
専門性 低い、または浅い もし本当に郷土史に詳しければ、断定ではなく出典付きで複数の解釈を提示するはず。
承認欲求 強め 「断言することで“分かってる人”に見られたい」という心理が透けて見える。
想像力 欠如 質問者の知的探求心や視点を尊重せず、自分の価値観だけで押し切ろうとしている。
議論耐性 低い 自分の見解が反論されることを極度に嫌うタイプ。これは「議論」ではなく「説教」。

なるほど、勉強になりますね。親切かと思ってはみたものの、確かに傲慢かもしれませんね。

何故、このような事が起こるのか?

OKWAVE自体が質問者ファーストであり、回答者もベストアンサー欲しさにへりくだって回答しているケースが多々あります。2025年4月現在ではベストアンサーを貰っても、基本的には何もポイントは得られませんが、月間表彰なるものがあり、これで表彰されると、Amazonギフト券に交換出来るポイントがもらえます。これ欲しさに回答者はへりくだってまでも、ベストアンサーが欲しいわけですね。

project.okwave.jp

例の猫アイコンの人は2025年3月度の月間表彰で、1位を獲得し、ポイントを5,000ポイント付与されたようです。(👏👏👏)これがあるから

質問者 >>>> 回答者

の図式が成り立つわけですが、本来は、教えてもらう側が教えてくださいと、へりくだるべきであり、自分の知識を無下に披露するのは大バカ者がすることです。墨子の教えで、

「賢い人は、自分の知恵を深く隠し、必要な時だけ、それを使う」

とあります。抽選でポイントをもらえるとは言えども、それにかけた時間を考えると、内職した方がましなくらいだと思います。

結論

親切を仇で返されるような事をされるし、気分悪くさせられるだけで、大した稼ぎにもならず、ただの自己満なので、ネットの不特定多数の知らん人に親切にするのはやめた方が良いです。付き合いが長いなら当然ながら親切にするのもありだとは思います。

 

猫アイコンの人は、この質問者の切り返しがショックだったのか、結構な回答ペースでしたけが、2025/04/15 06:34を最後に回答していません・・・よほどショックだったのでしょうか。元気に復帰されることをちょっとだけ望みます。