FIREを目指すITエンジニア

湖国に住むITエンジニアが思った事を日記にまとめます。

システムエンジニアのキャリアについて(7)

前回の続きです。

最後の転職?

SES企業を退職し、東京に本社がある中堅SIerへ入社となりました。配属は大阪支店でしたので、相変わらず大阪に通勤していました。

業務内容

最初はチーム開発のメンバーとして割と大きめなプロジェクトに参画していたのですが、何故かある企業さんの保守担当に任命され、1人で業務を行う日々となりました。業務は主に保守している会社さんが導入しているパッケージの改善提案、サブスクで利用しているアドオンの代替機能開発など、パッケージをより使いやすくし、コストカットも並行して行っていたので、仕事としてのやりがいはありました。

何か物足りなくなる

ほぼ1人で、ある企業さんのパッケージをより使いやすくし、サブスクの機能を置き換える為の機能開発を1人で提案し、受注から納品まで一気通貫で対応していました。ただし、その割には待遇が~ってな感じで、物足りなさを感じるようになりました。いわば、営業とPMを兼任し、プログラムも1人で開発して納品までしているわけですから、もっとより良い待遇をっと上長に相談したのですが、昇格があるのは入社から何年後という会社の規定もあり、絶望を感じます。

 

さらに、自分より明らかに成果を挙げていない別の同僚が一足先に昇格したのを見て悔しくなり、ここで頑張ろうという気が無くなりました。この時で既に入社から約3年くらい経過し、私自身も40代となっており、転職するかどうするかをかなり迷いましたが、やっぱり、「自分の価値はこんなもんじゃない!」っと考えて転職を決意しました。

コロナ期のリモートワーク中に転職活動

コロナになってからは、その当時の会社はフルリモートワークとなっていました。私自身は、滋賀に住んでいるので、大阪の会社に面接に行こうとすると、交通費が結構かかる!(往復で約2,300円)ので、結構な痛手でした。この時は、本当に次が最後の会社にしよう!っと思って、待遇だけは絶対に妥協しないでおこうと思って転職活動に臨みました。

転職決定!今までで一番の好待遇をGET

とにかく待遇を最優先で転職先を探しているところ、情シスのような求人があったので、そこに応募しました。求めているレベルは何となく高そうだけど、大丈夫やろか・・・という不安はあったものの、待遇を最優先で考えてたので、面接して、自分の能力で無理そうだったら、諦めようと思って面接させていただく事となりました。そして二回の面接をし、内定をいただきましたが、掲示された年収は700万を超えていました。今までが大体、500万半ばでしたので、結構な大幅昇給でした!

まとめ

自分の市場価値を知る事は大切な事だと強く感じました。謙虚である事も大事ですし、自分の能力以上の事を求める会社に転職した場合、お互いに不幸になるだけですので、求められている事と、自身でこなせる業務なのか判断する事は大事ですが、若いうちは、割と勢いで何とかなるので、多少なりに背伸びしてみても良いのではないでしょうか。ただし、明らかに自分がどう頑張っても、こなせない業務にチャレンジするのは無謀で、しんどくなるだけですので、辞めた方が良いです。(笑)

 

そして、今回、転職した会社で今も何とか働けています。(笑)次が最後となりますが、今までのキャリアを振り返って、転職のポイントなども、お伝えしようと思います。

 

(8)に続く