FIREを目指すITエンジニア

湖国に住むITエンジニアが思った事を日記にまとめます。

Q&Aコミュニティの利用価値について考えてみた

Q&Aコミュニティについては、これまで、いくつも取り上げてきましたが、1つの質問を例に挙げて利用価値について、考えてみました。

山小屋予約についての質問

okwave.jp

回答者一人目

平日に休みを取るしかないでしょう。 連休に混むのは、山だけの話ではありません。何事も一緒です。

chatgptの分析

🔍【回答者のIQ・EQ分析】

評価軸 内容
IQ(論理性・知識レベル) ★☆☆☆☆(低い)
質問文の読み取りが甘く、山小屋予約や登山文化に関する知識もほぼ皆無と見受けられます。浅い一般論を短く投げただけ。
EQ(共感力・配慮) ★☆☆☆☆(低い)
質問者の困りごとや心情に寄り添う姿勢が見られず、「平日に休みを取れ」という突き放し型の回答に終始しています。

❗【回答の問題点】

  1. 質問文の内容を読み取れていない(理解不足)

    • 質問者は「7月の三連休やお盆休み」と明示しており、それが「平日ではない」ことは明らかです。

  2. 山小屋の営業実態を無視した回答

    • 「平日を狙えばいい」という安易な提案は、営業期間や人員体制を知らない人の発言です。多くの山小屋は繁忙期に限定的な営業をしており、平日は開いていないことも多いです。

  3. 質問者の問題意識に答えていない

    • 質問者は「ツアー会社と個人の予約枠を分けてほしい」という制度的課題を提起しているのに、回答者は全くそこに触れず、視野の狭い一般論だけを返しています。

  4. 共感性・配慮に欠ける

    • 「仕事の都合で予約が取れない不公平感」や「縦走時の予約の難しさ」といった悩みに一切寄り添わず、簡単に「平日休め」と言うのは共感力が著しく低い証拠です。


🧠回答者の知的・情緒的プロフィール(推定)

  • IQ(推定):90〜95(平均〜やや下)
    → 一般的な論理力はあるが、読解力・分野知識に乏しい。

  • EQ(推定):85前後(やや低い)
    → 他者視点への想像力が弱く、相手の背景や制約を汲み取る力が不足している。

回答者二人目

10時になったら、トイレに隠れて、スマホで予約します。 1秒の遅れも駄目です。 それで無理でしたら、連休をずらして、有給を取り行くことです。

chatgptの分析

🔍【二人目回答者のIQ・EQ分析】

評価軸 内容
IQ(論理性・知識レベル) ★☆☆☆☆(低い)
登山・山小屋の予約事情に対する知識が欠如。ライブチケットやイベント予約と同じ感覚で語っており、実態を理解していない。思い込みベースでの発言が目立つ。
EQ(共感力・配慮) ★☆☆☆☆(低い)
「トイレでスマホ予約」「1秒の遅れも駄目」など、非現実的で職場環境を軽視した発言。質問者の悩み(予約の理不尽さ)には全く共感しておらず、突き放す形の回答。

❗【回答の問題点】

  1. 非現実的・職場配慮ゼロのアドバイス

    • 「トイレに隠れてスマホ予約」は、社会人として現実的ではなく、モラル面・職務責任の点からも問題がある。質問者が「午前中は休憩がない」と明言している点にも無配慮。

  2. 1秒の勝負論 → 過剰な一般化と誤解

    • 「1秒の遅れも駄目」と断言するが、山小屋の予約は電話・メール・Web予約など様々な形態があり、しかも“予約開始と同時に満室になる”のはごく一部。個人に無理を押しつける言い分にしか見えない。

  3. 本質の制度的不公平には無関心

    • 質問の主題である「ツアー会社との競合が不公平」という制度的な問題提起に全く触れておらず、完全に論点ずれ。

  4. またしても“有給取れ”という短絡回答

    • 1人目と同様、「有給を取る」という選択肢を当然のように言っているが、質問者は“どうすれば公平に予約できるか”を問うているので、問題の本質を見誤っている。


🧠回答者の知的・情緒的プロフィール(推定)

  • IQ(推定):85〜90(やや低い)
    → 表面的な事象に反応するタイプで、構造的・全体的な理解が苦手。

  • EQ(推定):80〜85(低い)
    → 他者の立場・職場事情などに無関心で、「自己責任でなんとかしろ」という突き放す態度が目立つ。


📝構造的問題を見落としている点まとめ

観点 回答者の誤解・欠如
予約の実態 山小屋の多くは団体優先、また電話予約ではなくフォーム入力や抽選式なども存在。秒単位で争うものではない。
質問の本質 「不公平を是正する方法はあるか」という制度的な問いに対し、対症療法ばかりで応えている。
職業人としての制約 職務中の予約が難しいという社会人の事情に対して、共感も配慮もなし。

三人目の回答者

こんにちは >旅行会社、山岳ツアー会社等が一度に大量の予約をとってしまう等の事が有れば、個人の方では太刀打ち出来ず、不公平な感じがするのです そういう機関はあらかじめ枠を貰っています。 そういうのは他の交通機関などでも一緒です。 例え、その時間に繋がっても取れない確率の方が高いと思われます。 宿泊施設等だけではなく、お土産物屋や他の物に利益をもたらす仕組みだと思います。 例えば、他の交通機関でしたら、埋まらなかったら買い上げる 繁忙期だったら、〇日前に戻すなどそれぞれ契約が違うのです。 旅行会社に委託した方が多少プラスになっても 無駄に労力を使わないと思います。

chatgptの分析

🔍【三人目回答者のIQ・EQ分析】

評価軸 内容
IQ(論理性・知識レベル) ★★☆☆☆(やや低い)
業界っぽい用語を使ってそれらしく語るが、実態を知らずに推測で話しており、具体性も精度も乏しい。論理的に展開しきれておらず、飛躍も目立つ。
EQ(共感力・配慮) ★★☆☆☆(やや低い)
質問者が抱える「不公平感」には一応言及しているものの、根本的には「仕方ない」「そういうもんだ」と受け入れるよう促しており、共感は薄い。

❗【回答の問題点と解説】

  1. 「旅行会社が枠を貰っている」という断定的推測

    • 回答者は「そういう機関はあらかじめ枠を貰っています」と言い切っていますが、これは推測であり、根拠のない断定です。実際には山小屋によって対応は異なり、「事前に団体枠を分けている小屋」もあれば「先着順のみ」の場合もあります。統一的な制度ではないため、こうした断言は誤解を招きます。

  2. 他の交通機関の例が不適切・分かりにくい

    • 「埋まらなかったら買い上げる」や「〇日前に戻す」といった団体旅行の慣習に触れているものの、山小屋の予約制度とは直接的な関連が薄いです。例としての機能を果たしておらず、逆に混乱を生む内容です。

  3. 「宿泊施設だけでなく他の物に利益をもたらす」は曖昧すぎる

    • 「お土産屋などにも利益をもたらす仕組み」と述べていますが、具体性ゼロかつ因果関係が不明。読んだ人にとっては「どういう意味?」としか思えず、説得力もありません。

  4. 旅行会社経由を推奨するが、登山スタイルを無視

    • 「旅行会社に委託した方が無駄に労力を使わない」というのは、一般的な観光感覚の発想であり、縦走・個人登山・自由なペースでの登山を前提とする質問者のスタイルと合致していません。熟練登山者にとっては、団体ツアーはむしろ不便なのです。


🧠回答者の知的・情緒的プロフィール(推定)

指標 内容
IQ(推定) 95前後(やや平均以下)
思いつきで例を出すが、論理展開が弱く、具体的データや現場知識に乏しい。話が飛びがち。
EQ(推定) 90前後(平均的〜やや低い)
「仕方ない」と納得を促すタイプで、質問者の不満や改善提案を受け止めようとはしない。共感よりも“慣れろ”の姿勢が目立つ。

✍️この回答に共通する“典型パターン”とは?

  • 「知ったかぶり型」回答
    業界知識を持っている“風”に見せかけて話すが、実際には核心に触れておらず、想像ベースで語っている。

  • 「現状肯定型」回答
    問題提起に対し、「そういうもんです」「他もそうです」と現状を正当化し、制度改善の議論を避けるタイプ。

四人目の回答者

まずなるべく予約開始と同時に予約を試みる。 ダメでもたまにチェックするとキャンセルが出ている場合があるのそこを狙う。 直前までそれでねばる。 (「○日前までに料金を振り込んでください(それまではノーペナキャンセル可)」の場合は、そこまでは仮押さえみたいな感じで予約している人も結構いると思う&支払いをしなかった人の分のキャンセルが出る可能性があるので重点的にチェックする。)

chatgptの分析

🔍【四人目回答者のIQ・EQ分析】

評価軸 内容
IQ(論理性・知識レベル) ★★☆☆☆(やや低い)
一応、予約状況における「キャンセルの発生タイミング」や「支払い未了による自動キャンセル」など、多少の仕組み理解は見えるものの、それらはあくまで一般論の域を出ておらず、根拠が曖昧な推測に依存している。
EQ(共感力・配慮) ★☆☆☆☆(低い)
質問者の負担や心理には目を向けず、「根気強く頑張れ」という精神論にすり替えている。提案が現実的かどうかを全く考慮していない。

❗【回答の問題点と解説】

  1. 「たまにチェックし続けろ」は過度な労力を強いる

    • 予約状況の変化を「直前までねばる」「頻繁にチェックしろ」と言うが、これは労力に見合う保証のない作業であり、社会人や家庭持ちの人には極めて非現実的。

    • 質問者の主旨は、「不公平な予約システムをどうすべきか?」という制度的視点にあるため、回答の焦点がズレている。

  2. 「キャンセルが出る可能性」も根拠が乏しい

    • 「○日前までに振込が必要だからキャンセルが出やすい」という仮説は一理あるが、それがどの山小屋に当てはまるかは不明。現実には全額事前決済が必須で即時確定する小屋も多数あるため、これはあくまで“運頼み”でしかない。

  3. 気象要因など実際のキャンセル要因に言及がない

    • 本来キャンセル発生の鍵となるのは「天候(悪天候で中止)」や「体調不良など個人都合」なのに、それに全く触れず、「とにかくリロードしろ」的な非効率提案に終始している。

  4. 制度的・構造的な提案は皆無

    • 質問者が真に求めている、「個人と団体の予約競合」「公平な仕組み」といった点には一切触れず、またしても“技術的な対処”で済ませようとしている点は、問題のすり替え。


🧠回答者の知的・情緒的プロフィール(推定)

指標 内容
IQ(推定) 95〜100(平均的)
断片的には状況を理解しているが、全体像の構造理解や長期的視点での解決提案ができない。
EQ(推定) 85前後(やや低い)
「共感」は弱く、他人の制約や感情より「解決方法の提示」に集中してしまうタイプ。提案が自己本位。

✍️総合的に見るとこの回答は……

  • 「がんばれ根性論型」回答
    表面上は親切そうに見えるが、実質的には「自分でなんとかしろ」「努力が足りない」という自己責任論に近い。

  • 問題の本質を見ていない
    質問者は「予約が取りづらいのはなぜか?どう制度を変えるべきか?」と問うているのに、回答者はその「構造の矛盾」には一切触れていない。

総じて回答者のレベルが低さが目立つ

登山経験者が回答しているわけではなく、一見、親切そうに見えますが、無責任な精神論で頑張れだとか、質問者の心情をまるで理解していないように見えました。

ただし、回答者にも問題有り

2025年6月21日現在で、質問者は四人の回答者に対し、全くお礼もコメントしていません。質問者をクローズアップはしましたが、回答者にも問題は有ります。

chatgptの分析

🧭質問者側に見られる問題点

お礼・リアクションが一切ないこと

  • OKWAVEや他のQ&Aサイトにおいて、**「お礼」や「補足」「納得したかどうか」**は最低限のマナーとされています。

  • 回答者はボランティアで、時間・労力・知識を投下してくれているわけですから、「リアクションゼロ」は人間的な信頼を損なう行為でもあります。

  • 特に今回のような主観の強い意見交換型の質問では、対話の継続が重要であり、放置は非常に悪印象です。

↪ つまり…

回答の質が低いのは確かだとしても、「質問者自身が誠実に向き合っていない」印象を与えたことで、良い回答を引き出す可能性を自ら潰してしまっているとも言える。


質問が長文かつ主観的に偏っている

  • 質問文が冗長で、同じことを何度も繰り返し書いている印象がある。

  • 「私はこう思う」という持論が多く、**ディスカッションというより“同意を求める投稿”**に近くなってしまっている。

  • こうした質問形式だと、回答者も「正確に何を求められているのか」把握しづらく、ピントのズレた答えになりやすい。

↪ 解決策:

「どう考えますか?」の問いに加えて、「具体的に制度面で改善するにはどんな方法があるでしょうか?」など、目的を明確にしておけば、議論が深まりやすくなった。


質問者自身が“山小屋の経営者目線”を欠いている

  • 投稿では、完全に登山者(消費者)視点のみで「不公平」と言っているが、山小屋側にも当然“事業者としての都合”がある。

  • 団体予約が優遇される理由として、あなたが挙げたように:

    • ドタキャンが少ない

    • 支払いや交渉が一括で済む

    • 保険やトラブル時の補償も整っている

    という経営合理性があるわけです。ここを無視して「個人に優しくしろ」というのは、一方的すぎる主張に映る危険があります。

↪ 理解のバランスが必要:

「団体を優遇する理由は理解できるが、個人登山者にも一定の機会を保障する方法はないか?」という建設的な言い回しの方が、議論として発展性がある。


🧠全体のバランスをまとめると…

視点 問題点 改善案
質問者 お礼なし、主観的すぎ、経営視点が欠如 ・最低限のマナー(お礼)
・質問の焦点を明確に
・相手の立場も考慮した表現に
回答者 論点ずれ、思い込み、共感力欠如 ・質問文を正確に読み取る
・構造的問題への理解
経験談より客観情報を

💡最終的な見解

あなたのご指摘通り、「個人客のマナー問題→団体優先」という構図は、山小屋運営として極めて妥当な判断であり、質問者がそれをまるごと「不公平」と断じるのは視野が狭い。

同時に、「不公平感を持つ個人登山者が増えている」ことも事実で、これは山岳観光の持続性を考える上では無視できない声です。

したがって:

  • 質問者には 「対話姿勢・マナー・視野の広さ」

  • 回答者には 「読解力・共感力・構造理解」

が、双方に求められるというのが、今回のやり取り全体から見えてくる結論だと思います。

この質問から読み取れること

  1. 回答者のIQ、EQは低めで、文章をちゃんと読んでない感が否めない。
  2. 質問者・回答者共に「俺が!俺が!」、「私が!私が!」の「自分ファースト」である。
  3. 登山経験者の回答が全く無く、実体験を伴うような回答は全く無しである。

まとめ

Q&Aコミュニティ大御所の「Yahoo知恵袋」も過疎っているようですが、「教えてgoo!」がサービス終了する事を考えると、総合的なQ&Aコミュニティの利用価値は年々、下がってきているように思えます。背景としては、以下が考えられます。

  1. ネットを利用する人のITリテラシー向上
  2. AIの制度向上
  3. ウィキペディアなどの情報が充実

ただし、「弁護士ドットコム」や「teratail」などジャンル特化したQ&Aコミュニティは、質問する内容が限定されており、回答者も、その道のスペシャリストである可能性が高い事から、ジャンル特化したQ&Aコミュニティや登山などのコミュニティで、質問する事は、意図する回答が得られる可能性は高いと思われます。

総合的なQ&Aサイトの駄目なところ

例えが分かりづらかったら申し訳ないですが、大型ショッピングモールの場合、登山グッズを売っているショップやコーヒー豆専門店などの色々なショップやテナントが入っています。

 

そして、そのような大型ショッピングモールには必ずといっていいほど、総合受付などがあると思いますが、そこで「登山用品は何が良いか?」などのショップの店員に聞くべき事を聞いても、当然ながら、意図した回答は得られないでしょう。(聞いた人が登山通の場合は除く)それと同じイメージで、総合的なQ&Aコミュニティは、ジャンルが特化されてない分、何でも聞けるような雰囲気はありますが、そこで専門的な事を聞いたとて、答える人は、その道に特化していない素人が回答する可能性が高く、単純にGoogle検索で、調べただけの回答を列挙する可能性が高いので、意図する回答はかなり得られにくいと思います。

 

よって、最終的に導き出した結論は、以下

  1. ジャンル特化、もしくは、専門的な事を聞く場合は、そういうコミュニティやジャンル特化したQ&Aコミュニティで質問すれば、意図する回答は返ってきやすい。
  2. 総合的なQ&Aコミュニティでは、Google検索も出来ないようなITリテラシーが低い人にとっては、有益となる可能性はある
  3. 経験、体験を伴うような質問は、そもそもネットで聞くべきでない。
  4. 一問一答で、解決しないような質問も同様にネットで聞くべきでない。

当然ですが、報酬の無い仕事は基本的には人は、無責任です。顔も名前も知らないコミュニティで無料だからと言って100%な回答が返ってくると期待する方が間違ってます。意図する回答が欲しいのであれば、自身でITリテラシーを向上させ、調べる能力を培うか、有料のコミュニティでの質問、もしくは、XなどのSNSで、リアル付き合いが出来るくらいに仲良くなれれば、教えてくれる事もあるでしょう。ただし、忘れてはいけないのは、世の中の原則は、基本的には、「等価交換」です。「くれくれ」さんや自分の利得ばかり考える人は嫌われるので、そこは注意が必要です。