東海道をより楽しむための豆知識
東海道を歩くと色々と気付かされることも多く事前に知っておいた方がより楽しめることもありましたので、それらについて、まとめてみました。
急がば回れ
この語源は滋賀の草津宿から大津宿へ向かう琵琶湖のルートにあります。「矢橋(やばせ)の渡し船」は、速いものの、比叡山からの風で危険なため、遠回りして瀬田の唐橋を渡る方が安全だという歌に由来してます。
「武士(もののふ)が乗る矢橋の船は速いけれど、急ぐのなら瀬田の長橋(唐橋)を渡りなさい」
宿のランク
本陣
大名や公家、幕府役人などが宿泊・休憩するための施設で、「公式のメイン施設」。
脇本陣
本陣の補助施設。本陣が満員の場合や、本陣の格式に合わない(格下の)藩の宿泊、藩同士の「鉢合わせ」(宿泊地の取り合い)を防ぐために使われた。
旅籠
一般旅行者用の一泊二食付きの宿泊施設。宿場間には休憩所となる茶屋もあったようです。現代でも静岡には休憩所はありますが、特に小夜の中山の扇屋さんでの休憩は風情があってよかったですし、お茶もめちゃめちゃ美味しかったです!

木賃宿
庶民が利用した食事なしの安宿で、宿泊客は米や食材を持参し、燃料代(木賃・薪代)を払って自炊するのが基本だったようです。町外れにある事が多く治安もあまり良くなかったようです。現代の安宿と同じ感じでしょうかね。
一里塚跡

一里毎にある目印ですね。写真では立派な木が残っていますが、残ってないところの方が多いようでした。
七里の渡し
愛知県の宮宿(熱田)から三重県の桑名宿を結ぶ唯一の海路です。今は1号線沿いに歩いていくのが良さそうでした。伊勢大橋と尾張大橋を渡る事になります。
松並木

歩いていると、とても綺麗ですが、単なる景観づくりではなかったようです。
- 夏の日差しを遮る
- 冬の北風を防ぐ
- 街道の境界を明確にする
- 夜間や霧の中でも道を見失わない
といった、実用性を重視し、作られているようです。
川が難所
基本的に川には橋が架けられておらず、旅人は 徒歩渡し・肩車・船渡し などで川を越えていたようです。 特に有名なのが、
- 大井川
- 安倍川
- 天竜川
ですね。全て静岡県にあります。今では橋が架けられているので、普通に渡れますが、それなりに距離があります。船で渡っていたようですので、増水などすると、足止めをくらってたようです。安倍川には安倍川餅を食べられるお餅屋さんもあるので、富士山を見ながら休憩するにはもってこいでした!