蛍火の杜へ
「夏目友人帳」が好きで、原作は同じ作者さんのアニメです。
あらすじ
夏休みに祖父の家に遊びにきていた小学生の少女・蛍は、妖怪たちが住むといわれる「山神の森」で迷子になってしまいます。途方に暮れる蛍の前にキツネの面を被った青年ギンが現れ、ギンに助けられた蛍は、毎年夏にギンのもとを訪れるようになります。
いつしか2人はひかれ合っていきますが、ギンは人でも妖怪でもなく、触れると消えてしまうという特異な存在でした。年月を重ね、幼い少女だった蛍も成長して高校生になるが、ギンは出会った時のまま。。。
登場人物
ギン
蛍が山神の森で出会った10代後半くらいの外見をした青年。実はこの森の住民で、人間に触れられると消滅してしまう。
竹川蛍
横浜に住む少女。祖父の暮らす街へ遊びに来た際、山神の森に迷い込みギンと出会う。
聖地
「夏目友人帳」が熊本県人吉市ですが、「蛍火の杜へ」は、「熊本県上色見熊野座神社」となっています。確かに作中の雰囲気を忠実に再現しているように見えました。夏目もそうですけど、緑川さんの作品って、とにかく風景の描写がとても綺麗なんですよね。
総評
44分のアニメで、1話完結型です。↓の動画を見ると、ストーリーを知っているからすると、本当に涙が出そうになるくらいに良い作品です。儚い恋愛ではありましたが、それでも前を向いて歩いて行こうという蛍の決心が最後のシーンには私には感じられました。