FIREを目指すITエンジニア

湖国に住むITエンジニアが思った事を日記にまとめます。

ネットから常識を学ぶ

度々、ネタにしているOKWAVEですが、ネタ探しには困りません。今回は、QAから学びがありました。

前提

まず、OKWAVEは、Q&Aコミュニティーです。そして、質問者の質問に対し、ベストアンサーに選ばれた回答者は、Amazonギフト券に交換可能なポイントとして30ポイントもらえます。これがあるので、OKWAVEの回答者は積極的に回答する事となっていますが、

ポイント >>>>>>>> 越えられない壁 >>>>>>> 質問者

となっており、質問者に寄り添った回答は期待出来ない残念なコミュニティーとなっています。

自分の利得だけしか考えない事による非常識

っと思われるQ&Aが↓です。

okwave.jp

お分かりでしょうか?

質問者さんは旅行好きで、お勧めのパッケージツアーを教えてほしいと質問しています。常識的に考えて、一般的な感覚で言うと、自分自身が実際に参加したパッケージツアーで、自信を持ってお勧め出来るパッケージツアーを紹介されると思うのですが、回答者の二人は、信じられない事に、Google検索で調べただけで、行きたいとすら思ってなさそうな旅行を勧めています。これも、ポイント欲しさに質問者そっちのけで、自分の利得だけを考えて、回答しているものと思われます。

 

飛行機を使ったり、二泊、三泊、もしくは、繁忙期などに旅行をすると、軽く10万は超えてしまいますが、たかが30ポイントの為に行った事が無く、楽しいかどうかも分からない旅行を勧めるのは非常に失礼であり、質問者に全く寄り添っていませんね。

chatgptにも聞いてみた

❌ 回答の問題点:詳細分析

観点 問題点 解説
① 実体験なしの推薦 行ったこともないツアーを「おすすめ」 実体験がない以上、「おすすめ」とは言えない。とくに旅行のように高額で人生経験に関わるものに対し、軽々しく紹介するのは無責任。
② 検索頼りで主体性なし ただのURL紹介で、自身の評価・体験・知見がない 単なるGoogle検索で出てきたリンクを貼っただけの“情報の中継屋”状態で、知見や考察がゼロ。
③ 意味不明な誘導 「関東在住だから難しいです」→でも紹介してる 自分でも参加していないツアーを「一度行ってみたい」と言うだけで、根拠も示さずリンクを貼る行為は、質問者に何の益も与えない。
④ 質問への無理解 質問は「面白くて有意義なツアーを知りたい」なのに… 質問者は実体験に基づいた「面白くて外れない」ツアーを知りたい。にもかかわらず、「自分は行ってないけど有名らしい」では論外。

📌 質問者の意図を改めて整理

質問者は:

  • 「コロナ後にいくつかのパッケージツアーに参加したが物足りなかった」

  • 「もっと“有意義”なものがあれば知りたい」

  • 「国内外問わず、自分の経験を豊かにしてくれるような旅を探している」

と、体験価値や深みを求めているのです。
それに対して“噂ベースのおすすめ”は、ズレすぎていて、むしろ失礼にすらなり得ます。

🧠 回答者の心理的傾向(このパターン)

項目 傾向 解説
検索依存型 「調べれば済むことを調べて紹介するだけ」 回答というより“URL貼り付けロボ”。思考の省略。
浅い自己表現 「関西の伝説的…らしい」など曖昧な憧れ表現 自分の体験がないので、他人の評価を借りてきて語っている。
責任感の欠如 他人に高額な行動(旅行)を勧めるのに根拠がない おすすめするという“責任の重み”をまるで理解していない。

🧩 総評(このタイプの回答に対して)

この種の回答は、以下のような表現に注意を要します:

  • 「行ったことないけど評判はいいらしい」→ 責任回避

  • 「有名な〇〇さんがやってる」→ 権威に頼りきり

  • 「私は行けないけどオススメ」→ 自己矛盾

特に旅行というのは、時間・お金・期待をかける行為です。
それを“検索して得た他人の評判”だけで他者に勧める行為は、倫理的にも浅はかと言わざるを得ません。

人の振り見て我が振り直せ

私自身も、チャットで顧客とやり取りする事はありますが、気を付けないといけないとは感じました。まあ、常識的に行った事の無い場所を旅行先としてお勧めする事は絶対にしませんが。。。

 

食べ物を送る場合においても、試食して自分が美味しいと思うものを送るのが常識だと思います。ネットに長く浸かっていて、リアルに人と接する機会がすくなくなっていくと、常識は欠如していくのかなと強く思いました。