東海道五十三次を徒歩で制覇したいと思っている方が居ましたら、是非参考にと思い書かせていただきます。
東海道旅のコツ
地図・GPSアプリ
Googleマップに東海道のルートを線で引いてあるだけのアプリではありますが、ルートはかなり正確です。GPSで自分の位置も分かるので、基本的にはこれに沿って歩くだけです。Googleのマイマップなどで、同じようにルートに線を引いてある無料サイトはあるにはあるのですが、それでGoogleマップを開くと、ルートが消えたりするので、¥600ではありますが、これを買いました。中山道を歩く時も類似アプリを買うと思います。
峠超えは出来るだけ早い時間で!
東の箱根峠、西の鈴鹿峠とありますが、峠を越える場合は、それなりに時間がかかりますし、体力も必要です。夜になると、街灯も殆ど無い為、暗く、野生動物の遭遇の危険性もあることから、峠は可能な限り、午前の早い時間帯から歩けるように計画する必要があります。
私自身は、箱根は未だですが、距離は長いので、早朝から箱根峠を歩けるように計画します。実際に車で通った事はありますが、明るい時間帯であれば、人通りはかなり多いです。
鈴鹿は京都側からだと、比較的楽に超えれますが、東京側からだと、少ししんどいかもしれません。
出来る時にトイレは済ませておく
国道1号線に沿って歩いている場合や都市部を歩いている場合は、ところどころにコンビニがあるので、良いのですが、当然ながら、そんな都市部ばかり歩くわけでもなく、民家も無い山道、峠道もあれば、田んぼ道をひたすら・・・という事もあります。
宿泊場所
東海道を歩く場合は、個人差はあれど、期間としては、健脚な方で、14~18日、無理なく歩くなら、20~30日程度はかかります。費用節約の為にも東海道歩きをするなら連休中となりますが、そうなると、ある程度、距離が進んでいる場合は、宿泊施設に泊まる事が必要になります。
湯船には浸かりたい
個人の考え方や経済状況で変わってくるとは思いますが、私の場合は、歩き疲れて足もそれなりに痛くなりましたので、温泉と言わないまでも、最低限として湯船に浸かれるビジネスホテルにしました。今ではネットカフェの鍵付き個室はあるとは言えども、疲れを取るには湯船に浸かるのが一番です。
繁忙期や連休は早めに予約し、出来るだけ駅近にする
GWやお盆休みの期間は、ダイナミックプライシングで、ホテルの宿泊費も当然ながら、高くなります。連休を利用して東海道歩きをする場合は、早めに宿を予約する事を強くお勧めします。そして、途中の天候悪化や足が痛くなった、体力的な限界による途中離脱も考慮し、駅近のホテルが良いです。
靴
約500Kmの長距離を歩くので、当然ながら、歩きやすい靴で歩かないと、靴擦れや足マメが出来たりします。歩きやすい履き慣れた靴で歩く事が大切です。
体力
一番重要な要素です。日頃からウォーキングしてない人が東海道歩きをすると、宿場間の1区間くらいを試しに歩いてみると良さそうです。大抵の宿場間は、5~10Kmですが、長いところだと、15Kmくらいはあります。短時間ならまだしも、アスファルトを長時間歩いていると、脚が痛くなったり、普段、運動していない方の場合は、翌日の筋肉痛なども考えられます。
期間が長くなると、費用もそれなりにかかる
ので、1回の東海道歩きで、距離を稼ぐためにも、東海道歩きをする場合で、普段、運動してない方は、トレーニングとして東海自然歩道歩きから始められるのが良さそうです。
私自身は、普段からジムで筋トレし、走ったり、登山もしてはいますが、やはりアスファルトを長時間歩くのは脚にかかる負荷が全然違ってきます。私で頑張って1日約40~50Kmです。
必要な物
主に以下となります。
- モバイルバッテリー
- スマホ
- タオル
- 登山用ザック
- 雨具
- 着替え(宿泊する場合)
- バンドエイド
- 虫よけスプレー
- 日焼け止め
- 歯磨き関連
- ガイドブック
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私が楽天市場で買った物を貼っておきます。肩に背負うリュック(ザック)は、長時間歩くと、上半身の負担が大きいので、腰と胸当たりで固定出来るザックを使うと、多少は負担が軽減されます。固定しないタイプのザックだと、肩が痛くなります。
その他注意点
- 私有地へは立ち入らない
- ゴミは持ち帰る
- 歩きスマホはしない
- こまめな水分補給
道迷いなどで、私有地に誤って立ち入る事もあるかもしれませんが、アプリなどで位置情報を確認し、私有地へは立ち入らないようにしましょう。また、道によっては、歩道が無く、車道も狭いところを歩きますので、車の通行の妨げにならないように歩きスマホはせずに安全に注意しながら歩く事も大切です。
良い東海道ウォーキングを!!!
